2012.3.11 3/12 Mon.
区切りでも終結でもないけれど、やっぱり来てしまった一年後の3月11日。
昨日のTVの特集番組を観ていると・・・被災者の方々の震災直後は何と言っても悲しみが一番大きく胸を占めていたであろうに、時が経つにつれ、生きていく上でどうしようもなく現実と向き合わなければならない切実な思いがひしひしと伝わってくる。
思いは確実に複雑になり、そして広く深くなっている。
いつになったら自分の故郷に戻れるのか、いや、もしかしたら戻れないのかとか、離れ離れになった家族はいつ一緒になれるのかとか、なくした仕事を取り戻すことはできるのかとか、行き場のない山積みの汚染されたがれきの行方は、とか・・・。
そしてすべての人類への課題。 これからも起こるであろう自然災害や原発の問題とどう向き合っていくかとか。
その突きつけられた果てしない課題はもしかしたら今の人智を超えているのかもしれない・・・。
けれどもう立ち止まってはいられない。
できるところから始めて、未来の子供たちにきれいな地球を譲り渡していかないといけないですよね。