パリの街角 7/20 Tue.
風景をどこで切り取っても絵になるパリの街ですが、その中でもとりわけ・・・なぜかY字路に惹かれます。とても多くのY字路がパリには存在します。
真中にある建物を挟んで放射線状にのびる2本の道。その道が細ければ細いほど想像力は掻き立てられ、思いはその奥にあるものにとらわれます。
どちらかひとつの道しか選べないそれは人の生き方にも似て象徴的です。といっても、単純に奥行きに広がりのあるこの景色が好きなのです。
今や世界的にその名を馳せる画家の横尾忠則さんがその時代時代でテーマを決めて仕事をされていらっしゃって、時には滝だったり・・・その時は日本全国の滝をめぐりいくつもの作品を描かれました。その横尾さんが今はY字路に魅せられているんだという時のドキュメンタリーを何年か前テレビで観ました。
その気持ち分かりますね~。特に今は・・・。とても若い時には見向きもしなかったんですが、ね、