上海に旅 8/4 Thu.
年に2回か3回、家族で旅行する。場所は近くても遠くでもどこでもよくて、たいがい海外であっても2週間前くらいに思いついて決めたりする。
で、今回は上海! 暑い時に暑いところ・・・とちょっぴり躊躇もあったけど予算や日程を考え決定~!
家族で行く旅行の時はなるべくそれまでに行ったことのないところ、にしている。国内でも海外でも生きている内にできるだけたくさんいろいろなものを見たいから場所はどこでもいいし、どの街にも興味がある。だからその時のタイミングで決める。
旅は日常の中の非日常で、それぞれ自分の毎日続く日常をほんの少しリセットしてるのかもしれない。
ふと、大好きな山田太一脚本の映画「異人たちとの夏」を思い出した。どこか昭和の真中のかおりのする町。
イギリスやフランスの統治下にあった1800年代の建物が今もなお銀行などとして現役で使われている。 ヨーロッパの空気も・・・。
どの国でも大通りから一本はずれた路地にすごく惹かれ、そこにずっと住んでいる人の生活に思いを馳せる。 いつも日本に帰る時はもうこの景色に二度とは会えないかもしれないと思って、せつなくなる。頭の中にNHKの「世界ふれあい街歩き」のテーマが流れたりしてね。
新しさと古さが共存する上海。また富と貧しさの混在する上海。どの街にもそれはあるけれどその両極端を見たような。よくも悪くもある意味、すさまじさを感じて帰国の途に。
日本はその間、豪雨被害や地震多発のニュースが。