my second boom - David Bowie 1/31 Mon.
今、You Tubeで何気なく目にとまって以来、ン十年ぶりにはまっているのが懐かしいデヴィッド・ボウイです。
その昔(!)大学に入りたてだった私の姉が男友達から借りてきた何枚ものボウイのLPレコード(わあ、古~)。 そのオッドアイもメイクも声も、いままでに聴いたことのないようなメロディラインも、そしちょっとすきっぱな歯(!)も何もかもが全て衝撃的で没頭して聴きこんだのを覚えています。
space oddity、 ziggy stardust 、station to station、 lady stardust、 fame、 soul love、 heroes、 lets dance 、modern love、 five years....
と好きな作品は枚挙にいとまがないんですが、やっぱり space oddity は格別です。本当は自らか事故か分からないけれど永遠に宇宙を漂うことになった宇宙飛行士トムと管制官のたたみかけるような交信のやり取りが歌詞なんですが、人間の危うさというものが感じられ幻想的で抒情的ですごくいい。
なーんてファンの方は私なんかが語らなくても当然知ってらっしゃることですが。
初期のサイケなメイクのボウイがアコースティーックギターを抱えてしっとり語りかけるそのギャップがまたいいし、低音部の妖気だつような彼の声も、ギターの低音から高音にせり上がっていくところのせつないつまびきも。 う~ん。 唸らずにはいられない。
20代のとがった感じのデヴィッド・ボウイもすごくいいけど、30代後半ののプラチナブロンドのヘアに白いスーツ姿もコンサバでイギリス人だということを感じさせてくれて素敵です。スーツの上着がちょっと小さめで短いの。 今見ても新しい~。
40代、50代の彼は少し枯れて渋みが加わってまたいい(現在64歳です)。
今はいい時代ですよね。ぜ~んぶいっきに動画付きで聴けちゃうんだから。