2020年、12分の1 1/24 Fri.
年が明け、早や1月も終盤になり驚くばかり。
この間会った小学4年生は、一日がとっても長いのだそうだ。
彼にとっての一年後はとてつもなく先にあり、それまでに延々と
同じ歯磨きや宿題やゲームを繰り返し、
たまには退屈する。
彼の一年はたぶん私の3か月・・・。
このスピード感には戸惑う。
子供の頃、公園の芝生に寝そべって薄目にし深く息をして、
光り輝く太陽が少しずつ陰っていくさまを感じるのは最高の
ひと時だった。どうしてか少し悲しい気分になって。
今思えば、そういう子供だった。
小学生の時すでに、時が過ぎていくことをひしひしと感じ、
怯えているようなところがあっった。
自分もいつか死ぬ運命にあることに思いを馳せると「自分」
を感じているこの自分は一体どうなってしまうのだろう・・・
そう思うと卒倒しそうになった(笑)
その思いを今も多少抱えて過ごしているけれどずい分和らいだ。
不思議なものだな。 あの時より確実に近づいているのに。