バルテュス展最終日 6/22 Sun.
行ってきました、東京都美術館。 ぎりぎり最終日。
バルテュス・・・美しい節子夫人の存在はずっと知っていたの
ですが作品はじっくり観たことがなかったのでいい機会でした。
上野の目にも鮮やかな瑞々しい緑の公園を抜け
いざ会場へ。
自然の光をとても大切にし、人工の明かりの中では決して絵を
描かなかったというバルテュス。 没後13年。
会場の仄暗さにも納得してゆっくり一巡し、出口に来るとまた初
めから観たくなる、そんな思い入れの詰まった素晴らしい展示で
した。 一枚の絵の前でじーっと長い時間佇む人が多かったのも
うなずけます。
作品の中の少女たちの独特な脚の表情。 勝新太郎との交友。
たくさんの映像や道具などの展示もリアリティがあり迫力を感じ
ました。
ここから数分の東京藝術大学大学美術館の法隆寺展にも足を
伸ばして1400年前の彫刻や絵など観て圧倒されました。
副題として 「祈りとかたち - 東日本大震災復興祈念 新潟
中越地震復興10年」 とあります。
帰途、大道芸のお兄さんも。